'uli'uli

ハワイの楽器に'uli'uliというのがあります。
形はマラカスに似ていて、同じようにシャカシャカと鳴らすものです。
これを手作りするワークショップがあったので
先日、沼津まで出かけました。
通常、フラで使用するのは、羽をつけた形で使用することが多いのですが、
この日作りましたのは、古典(カヒコといいます)に使用するすごくシンプルなものです。
これを主催してくださった方がわざわざハワイ古来の方式に則って
ボディになる材料、中に入れる植物の種も
すべてハワイから取り寄せてくださり、
なおかつ、面倒な検疫の手続きもやってくださいました。

ボディになるのは、ラーメアという植物の実で
中に入れるのは、アリィポエというカンナ系の植物の種です。

Kaljaga


材料の写真。ひも状のものは、ラウハラという植物の葉です。

そして30分ほどの制作時間で

Kaljaga2

できあがりです。

この子は「カルジャガ」と名付けました。(ハワイでは、楽器などには、よく名前をつけてかわいがります)


葵の上/卒塔婆小町

先日、銀座に美輪明宏さんの芝居「葵の上/卒塔婆小町」を見に行った。
この作品は、三島由紀夫の「近代能楽集」からとられた芝居だが、
能の中の題材をつかって、三島が作品にしているものだ。

能というのは、男性が演じる世界で、まさに「男による美学」の世界だと私は思う。
私の乏しい知識では、能面というのは、人間の世界とあの世だとか、
この世ならぬ世界との境界を表しているようで、
能面をかぶった人が登場すると特異な世界が展開しているという意味だと思われる。
その際の笛とか、鼓とかの独特な節回しというか、
尋常ならざるもののスリリングさを感じると同時に
美しさというのも同時に表現されている気がする。

さて、三島の近代能楽集。
彼の特異な女性観というか、恋愛観が表現されていて
なかなか面白い芝居なのだけど、
これは美輪さんしか演じられないかもしれない。
彼の女性観のなかの女性は、生身の女性の一部分を表現しているんだけど
それは、もう「女性」ではないんだよね。
性別の喪失と同時にすでに冥界のもののような気がする。

そんな女性は美輪さんだけしか演じられない。

「葵の上」は、源氏物語からとられた話で、年上のあまり好きでない妻が、自分のかつて交際していた六条御息所の生き霊にとり殺されるという筋はそのままに、現代劇仕立てになっている。
まあ、生き霊になっても、すがってくる女性というのが、三島にはとても恐怖だったのか
そういう怖さが全面に出ていた。

「卒塔婆小町」能で、小町ものというのは、けっして小町を賛美しない。真逆で、百夜通いしていた少将が九九夜めに死んでしまったことに対して、ものすごい嫌悪感があるらしく、小町をけちょんけちょんにけなし、年をとって、老醜をさらすものとしてかならず描く。己の美しさを武器にした女性に対して、ものすごい復讐が能のなかで行われている。描かれる小町は町をさまよい、ひたすら醜く。しかも、少将の霊に苦しめられる。
美輪さんの芝居の方は、老婆と美しい貴婦人の早変わりが面白い。こちらの方はいつまでも、生まれ変わる少将と何度も出会い、またそれが失われるというのを繰り返させられるという筋になっている。

三島の女性観に触れたい人はお勧めします。

Miwa on Twitpic

レイ・フォンセカというクムフラが亡くなりました

フラの世界では、フラの先生をクムフラといいます。
そのなかでも先生の先生をマスター・クムフラなどといいますが、
昨年、そのマスターの一人、ジョージ・ナオペという方が亡くなりました。
昨年の春ごろ、メリーモナークフェスティバルでお見かけしたとき
ずいぶんお痩せになっていたので、心配していたのですが、
昨年の10月にお亡くなりになりました。
その方のお弟子さんで昨年のメリーモナークにも出場していたチームの
クムフラが急死されたそうです。56歳という若さでした。
心筋梗塞だそうです。
これからがとても期待されていたクムフラなので、
フラの世界がちょっと沈んでいる気がします。

今年のメリーモナークの大会は
追悼大会になりますねえ。

天国でジョージがお弟子との早々の再会にびっくりしているかもしれません。

鎌倉大仏って猫背

定期的にみているわけではないのだけど、
NHKの「美の壺」という番組を見ることがある。
前は谷啓さんが出演されていたが、最近は草刈正雄さんがナビゲータだ。

たまたま、週末「鎌倉」を取り上げているのをみた。多分再放送だったのかな。
鎌倉大仏さんの特徴を紹介していた。
鎌倉大仏さんは、中国の影響を受けているとのことだった。
奈良の大仏さん(盧舎那仏)はたしか、743年くらいの成立だし、鎌倉の方は1300年ごろといわれていて
成立もまったく違う。
奈良の大仏さんも中国をお手本としたはずだが、おのずと受けている中国自体の文化も違うのだろう。
そういえば、鎌倉の大仏さんは、すごく猫背で、視線も下を向いている。
建長寺の一角に、面白い仏像群があるのだけど、

Yuttari_3
こんなふうにリラックスした像がたくさんある。

これも中国の宋の時代で、仙人思想と結びついた文化の流入の影響なのかしら。
鎌倉近辺にしか見られないそう。
こういった小さな仏像は、鎌倉市近辺によくみられるそうなので
尋ねあるくのも一つの趣向かもしれない。

鎌倉近くにすんで、気がつくのは、谷とかいて「やと」と読ませる地名が多い。
丘陵地が浸食されて谷を形成した土地を「やと」というらしい。神奈川では「やと」で、千葉では「やつ」、
東北では「やち」というそうだ。
この地名は、鎌倉時代の影響だそうで、
この地形を利用して、耕作地にしていたそうだ。
南谷とかいて、みなみやと、殿谷とかいて、とのやと。。。
長い歴史を感じますね。

散歩に出かけてみますかね。


Natale

私の好きなハワイアンのシンガーは、
ナタリー・アイ・カマウウさんです。
彼女が出演するクリスマスイベントが鎌倉であったので、
出かけました。
出演が、前の仕事のせいでが押していて
到着が直前で、リハなしだったようですが、
やはりいい声でした。
終わってからクリスマスアルバムも入手でき、
ナタリーとお話もできました。
メリーモナークでのパフォーマンスがすばらしかったことも
ちゃんと伝えられて、サインもいただいちゃった(Wao)

Nataleはイタリア語でクリスマスの意味。(そうナタリーが言ってました)
ハワイ語では、カリキマカ (Kalikimaka)です。

クリスマスまでもう少し。
お友達にカード送りました。

Hapaのライブに行きました

昨夜、渋谷のオーチャードホールで行われたHapaのライブに出かけました。
子供のように目をきらきらさせてギターを弾くバリー。
本当にギター小僧なんだねえ。
ネイサンが軽々と難しいベーステクニックをこなす。
歌も素敵だし。
楽しい時間を過ごしました。

HapaのCDはけっこう持っているのですが
やはりライブはよいですね。

ただ、ゲストででていた日本のハラウの応援に来ている方のなかには、
Hapaを見に来たというよりは
自分の知り合いが踊るのを見るというのが目的の人が多く、
中には、まるでTVを茶の間で見ているかのように、
あちらこちらでおしゃべり。
せっかくのバリーのソロプレイを聞いているのに
「やはく踊りをやってほしいわ。。ごにょごにょごにょ。。。」
バリーが曲の説明しているときに
「英語だとわかんないわよねえ。。ごにょごにょごにょ」
えっと、これはHapaのライブで
フラのショーのバックでやっているんじゃないんですけど。。。。。。。。

おばちゃんたち
わたしたちよりも大人なんだから、
曲の間は黙っていてほしいわ。。。。。

母性を描いているのに。。。

先週末、美輪明宏さんの『毛皮のマリー』が再演されたので
見に行きました。
芝居は、やはりそこは美輪さんですから、素晴らしくよかったのですが、
寺山修司さんの芝居ですし、内容は想像つくと思います。
マリーさんは、寺山さんのお母さんの変形(年をとった男娼)ですし、
キンヤ少年(マリーさんの養子)は、寺山さんでしょう。
身勝手な母性に翻弄される人生。
それは、寺山さん自身でしょうし。

ふと、気がつくとこんなに濃厚な母性が描かれているのに
なんと舞台にはだれひとりとして女性がいません。

女性にはもう母性がないのでしょうかね(笑Sn3e0018

その代り見ている人は8割女性でしたけど(笑

母親を恨み、憎んでも、そうして母性から抜け出ることのできない
甘い、そしてとても辛い牢獄。それが切ることのできない親子関係ということでしょう。

開演前、時間があったので、隣の喫茶店でお茶を飲んでいると、
美輪さんの芝居を初めて見に行くのだという中年の女性二人がいました。
初めて見て、どうだったでしょうか。
美輪さんの初めての舞台は、「双頭の鷲」か、「愛の讃歌」がお勧めですな。

寺山さんのは、かなりエキセントリックなんで。


假屋崎省吾さんが見えていました。あの金髪は結構目立ちます。

いたち川のオブジェ

今朝ほど、用があって、区の警察署へ。
いたち川沿いを自転車で走っていると、たくさんのランナーや散歩をしている人を見かける。
いたち川というので、川の真ん中にイタチのオブジェがあったりする。
うちでは区役所に行くことを「イタチくんに行く」と言うくらい。

川沿いにはいろいろオブジェがあって
散歩するにはとても面白いのだが、

この

090324_082701_2

佐々木実 作「WOMAN」というのは、
かなり出っくわすとびっくりする。
リアルというかなんというか、
まるで太ったおばちゃんが、台座で踊っているというか
昔のハナ肇さんのギャグではないけど
ブロンズに塗ったおばさんが立っているのかとおもうほどだった。

初めて見たとき、自転車から転げ落ちそうになった。

今日は2回目だったから、写真撮ってみた。

他にも変なオブジェたくさんある。。。

アカデミー賞

主演男優賞にダニエル・デイ・ルイスが選ばれたそうだ。
彼の映画を最初にみたのは、いつだったか。
もうはるか昔、「マイ・ビューティフル・ランドレット」という映画をみた。
たしか、イギリス映画だったと思う。そのなかで彼はゲイのパンク男をみごとに演じていた。
その後「眺めのいい部屋」で彼をみたとき、その変身ぶりにこのひとはいったいどんな人なんだろうと
思ったほどだ。
役になりきる人は役者にたくさんいるが、空気まで変えてしまえるような変身ぶりは
彼のほかにあまりいないような気がする。

いまはイタリヤで靴職人の修業中だそうだ。かなりの変人かもしれん。。。

たまに出てきて、賞をかっさらっていくとは、うーんただものではないなあ。
なんか好きだけどね。。。

今年の映画は、アメリカ人はひとりもえらばれなかったのね。
グラミー賞もワインハウスとやらに持っていかれたみたいだし。
アメリカ映画自体がもうあかんのかしらねー


ここんところ映画も見てないなあ。

ピアフの映画も見逃したし。。。。DVD借りてくるかねーmovie

お正月映画

「ゼロ時間の謎」という映画を見に行ったのは
6日のことでした。
渋谷の東急本店の奥にある「ル・シネマ」
フランス映画でなぜかクリスティのサスペンス。
ま、ポアロは、フランスだったかな(ベルギーだけど)
フランス映画っていつも最後に巴投げみたいにぶん投げられて終わるけど(結末がいつもナゾだし)
これってサスペンスだからきっと結末あるよね。なんて思いながら
でも、「ゼロ時間の」だし。。。。。。。

アガサ・クリスティがフランス映画になるとこんな風になるんかなあーーーというのが、感想。
結構面白かったけど、あとから、「あれ?あのとき、どうして犯罪がなりたったのかな?犯人はそのときどこにいたんだったっけ?」とやっぱり謎が生まれて、次の日など「もう一度見なくては!」と思ったほどでした。(その分この映画監督にしてやられているのかもしれませんねー

キアラ・マストロヤンニという女優さんがでていますが、この人はカトリーヌ・ドヌーブとマルチェロ・マストロヤンニの娘さん。両親に均等に似ている気がしました。

上映しているところが少ないけど、まあまあ面白かったですよ。


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