死刑と裁判と現実と

森達也氏の「死刑」を読んだ。友人の紹介だったのだけど、ずいぶん前に購入したのに、この重いテーマに腰をすえて読もうと思っていたので、なかなか読み始められなかった。仕事もちょっと忙しかったので。そういう最中に、テレビ東京で「復習するは我にあり」を見て、これは早く読まないといけないなと思い、読み始めると、4人の死刑が執行された。ちょうど読み終わる日その朝のことだった。

ブログに取り上げるのも、すこし躊躇された。

あまりにテーマが重いからだ。


そうこうしているうちに光市で起きた事件の差戻し審の判決が出た。
世の中のおおよその予想通りの死刑判決。

上告されたから結審にはもうすこし時間がかかるのだろう。

遺族の感情を思うと、あるいは殺されたときの被害者の心情を思うと、
言葉にはならない。つらかっただろう、悔しかっただろうと。。。
二度殺されたようなものだと思う。

一緒にいない時間のほうがいつのまにか長くなってしまったと本村さんは言っていた。

犯罪がおきて、その罪はたぶん消えることはない。
どんなに償おうとしても、その人が生き返るわけではない。
そういう意味においては、裁判はひとつの公的な落とし前であって、
それできれいさっぱりということではまったくない。

「死刑」という本は、どちらかというと、死刑の廃止論の立場から書かれた本だ。
だけど、できるかぎりいろんな人に取材をして、さまざまな立場の人の話が盛り込まれている。
「存置」とか「廃止」と言う前に、この本を読んで私はこの制度について、何も知らなかったことがわかった。
死刑がどのようにして行われ、どこで、誰がどのようにして死刑の執行を決め、誰が立会い、どのように本人につたえられるのか、まったく知らなかった。

軽々に人ひとりの命を奪う刑を求めるというのは、どうだろうとも思う。
しかし、永久に償われることのない被害者の存在というのは、どうやって埋め合わせることができるのだろう。
つぐないとは何だろうか。

光市の事件の差戻し審の弁護団の態度はあまりよい印象がなかった。
死刑を回避したいがために、逃避したような話に乗ってしまったような感も否めない気がした。
目的を履き違えているのではないか。
弁護とは、ほんとうはどういう態度をとればよいのだろうか。
そうして、裁判っていったいなんだろうか。


「どうすれば犯罪も被害者も生まない、死刑という残虐な刑が下されない社会になるのか考える」

本村さんはそう締めくくられた。

残念ながら、今のところ法律でこの刑を選択しなくてはならない事件がある。
それに代わるものがあるのなら、それに越したことはないんだろうけど。
死刑を宣告されなければ、本当に事件に向き合えない人たちも確かにいるのだろう。

せめて死刑に関してもうすこし情報が公開され、どんな刑であるのかを
社会に知らしめてもよいのではないかとも思う。
そうしないと犯罪抑止力(あるかどうかは不明だけど)すら発揮できない。

それに、重大事件の時効も考え直す時期かもしれない。
逃げてしまえるというのも、なんだか釈然としないものがあるし。

そんなことをこのところ考えていた。

最近流行ってるのかな?

今朝眠い目をこすりこすり、出勤途中のこと。
中吊り広告をぼんやり眺めておりました。
「友達と遊びに行くときやショッピングには、ちょっとハードめなアイテムを投入」
うーーーーーん。「投入」ですか?
「採用」とか「選択」でなくて?
「投入」ってのは、つまり投げて入れるわけですよね。
何に向かって入れるんでしょうか、ハードめなアイテム。。。
先日もTV欄で「大晦日に●木数子を投入」ってありました。
つまり、あの●木先生をぶん投げてしまうのでしょうか?新種の格闘技?「PRIDE」やらないからそれも面白いかもしれないけど。相手はだれかな~●輪さんかな?●ヨシ子師ですかね~
まあ、●木先生は嫌いだし、どうでもよいので、投げちゃってもよいでしょうけど。。(おいおい)
起用とか、抜擢とかにならないんですね。最近流行っているのかしら「投入」

おばさんにはわかんないわー

すっかり騙されていたなあ

ちょっと調べ物をしていて、
昔ちょっと面白かった本を思い出したので
検索をしてみてわかったこと。

その本は「不思議の国ニッポン」という本。
これって日本に住んでいるポール・ボネというフランス人が書いたとされていた。
たしか表紙にもそう書いてあったように記憶している。
それがである。
なんとこれはまっかな嘘だったのだ。
日本人の藤島泰輔という評論家が書いたものだったそうだ。
80年代に書かれたものでしかももうこの藤島泰輔という人は亡くなっているそうだから
なんともはや間抜けな話だ。

日本のことよく知っている外人がいるもんだなあと
そのときはそのくらいにしか思っていなかったけれど。
なんで日本人なのに、外人の名前なんかで発表するんだよぉ(怒)
日本人が白人の意見なら聞くだろうと思っての所業なのかぁ?
すっかり騙されたもんだ。
びっくりした。

そんなのでよいのかダイヤモンド社。文庫にした角川文庫!

おお言っておくがわたしはれっきとした日本人だが
みんながそうでないでしょうというので
開き直って似非ロシア人と言っているだけだ。
ハーフでも、クォーターでもない。
そういったら、「日本語うまいですね~」と言った御仁がいた。
そうでなくて、あのね。。。。。。(疲)

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