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Le Mythe de Sisyphe

高校生のとき、アルベール・カミュの「シューシポスの神話」というのを読んだ。

哲学を専攻しようと思ったのは、この本がきっかけだったなあと思い出したが、

なぜだかフランス哲学を専攻せず、ドイツ語からドイツ哲学のほうに進んだわけだけど、

フランス語は高校のころから独学である程度勉強していたので、次はドイツ語っていう安直な考えであったような気がする。

このことをふと思い出したのは、有名人が自殺したようで、連日報道されているんだけど、

その報道の後に、悩んでる人は相談してっていう案内が入ることにちょっと奇妙な気がする。

確かに、有名な人が自殺したりすると、誘引されるというか、自分のもやもやをそういう形で選択する人もいるかと思うけど、

なんか散々報道して、亡くなる前の様子などをつぶさに知ってしまって、で、結局死なないでここに相談してって、

ちょっと無責任な気もしないではない。

社会人になったころ、写真週刊誌が全盛で、衝撃的な写真などが掲載されていたわけだけど、

あるタレントさんが自殺して、その現場写真などが無修正で掲載されて、それは悩める人にかなりの数を誘引してしまって、社会問題になったことがあるが、

その罪滅ぼしが、その相談窓口を案内することなんだろうか。

誘引されてビルの屋上に、あるいは真っ黒い崖の上に立ったとき、

下にはどんな風景が待っているのだろうか。

わたしは怖がりなので、そんな勇気はふるいたくない。

ものすごく生存したいわけじゃないけど、体は生き続けようとしている。そしたら、どうせ何百年も生きるわけじゃないから、

取りあえずお迎えがくるまでは生きていようと思う。

それまで岩を運び続けようかと。

自殺に価値はない。もし本当に人生がばかげていても、抗うことがばかげていても。むしろ生きる意味が与えられていないからより良く生きようと思える』


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