« 人の手 | トップページ | もう11月も終わりますね »

その言葉の耐えられない軽さ

古来ハワイは書き言葉ではなく
話言葉によって物事を伝えてきた。
その言葉の性質にもとづいて
考えたことをすぐに口にするのではなく、
よく考えてから口にするものと考えてきたと聞く。
いったん口から出た言葉は取り消すことはできない。
自分の外に出ていった言葉は口の中に取り返すことはできなからだ。

最近耳に心地よい言葉はよく聞く。
おおよそ普通の人々の欲だとかを満足させるような言葉だ。

でも、その言葉は往々にしてすぐ取り消され、
約束は果たされることがないこともたくさんある。

だからその軽々しい言葉の中から
本当のことを見出すのは難しいかもしれないが、
私たちはその中から真実を見出す力をつけなければならない。
それは私たちがその軽々しかった(あるいは今も軽々しい)言葉を忘れないで、
その約束が果たされなかったということを記憶していくことが重要な気がする。
それがその真実を見抜く力となるんだから。

ここで書いていることも何言ってるんだ、
なに迂遠なこと言ってるんだと思われるだろう。
抽象的なことばっかり言って、
何言ってるんだろうって。

でもね、

抽象的なことというのは、いますぐに理解できないかもしれないが、
これはまたすごく力のあるものなんだ。
具体的なことはすぐに効力を失うが、
抽象的な概念というのは、それはそれで持続性のある力のある言葉なんだということを
今一度考えてほしい。

そんなことを考えた日曜日。


« 人の手 | トップページ | もう11月も終わりますね »

「日曜日は猫の日」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92016/65921034

この記事へのトラックバック一覧です: その言葉の耐えられない軽さ:

« 人の手 | トップページ | もう11月も終わりますね »

フォト
2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

Юлияの旅日記(メリーモナーク編2)

  • マウナ・ケア
    メリーモナーク・フラ・フェスティバルを見にいったハワイ島への2度目の訪問の記録。2日目

Юлияの旅日記(ハワイ島編1)

  • セント・ベネディクト教会
    旅にでたときに出会ったものを そのときどきに気ままに写真にしたものです。 今回はハワイ島

ユーリャの珍道中旅日記

Charon's Boat

  • Юлия
    私の詩や小説、写真などを載せています

フラキャンプとトレッキング

  • Img_0040
    2008年7月18日から29日までフラの研修会をかねて オアフ島に参りました。そのときの写真です。