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57回目の誕生日と父の面影

きょうは57回目の誕生日だ。
いつのまにか、もう還暦が近いのだなと思う。
ちかごろ、誕生日が近づくと、父のことを思い出す。
父が亡くなったのは54歳になったばかりのときだったから、
私のほうがもう年上(?)になってしまった。
父の人生がどんなものであったか、直接本人に聞く機会はなかったので、
知りうるかぎりで想像してみても
54で人生が終わるということはなかなか想像できない。
まだやりたいことがあっただろうか。

父の風貌を思い出すとき、一種なんとも言えない感じ、
それは頽廃とも違うし、
仏教的な諦念でもない、
どこかにとらえどころのない奥底に複雑な感情を孕んでいて、
どこか押すところを間違えたら
大変なことになるんじゃないかと人に思わせるような
一種危険な感じを持っていた。
少なくとも私はそう感じていた。
だから小さいときはすごく身近だったにも関わらず
成長するにしたがって、その違和感ははっきりしたものになって
大人になってから(といっても父が亡くなったのは23のときだったから大人と言えるかどうか)
距離があったように思う。

ときどき思う、あのなんとも言えず人に違和感を覚えさせる感じをうまく表現できる言葉はないものかと。

その感じを誕生日を迎えるたびに、なぜだかなぞっているこのごろである。


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コメント

ユーリャさん、ご無沙汰です。

お誕生日おめでとうございます!

ちょっと遅いですが・・・

ちょうど3年前位にここにきてコメントしてたみたいですね。

私も55才になって、母が亡くなったのが52才でしたので、ユーリャさんの感覚わかります。

母の一生は家族のためにあったように思えて申し訳なく思っています。
自分の時間を持てる年齢になったころに亡くなったので、余計に・・・。

セツさん、お久しぶりです。お元気でしょうか。
コメントありがとうございます。

私たちの親の世代は、
母とはこうあるべきとか
父とはこうあるべきとかという
社会のしばりのきつい中生きるのも大変だったかもしれないなと思うこともあります。
若くしてお母さんをなくされたんですね。大変だったでしょう。

私も2年ぐらい前に糖尿病になりまして、
いろいろ考えることが多くなりました。
お体を大切になさってくださいね。

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