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矛盾

例のごとくザッピング中に
どんなものでも穴をあけるドリルと
どんなものでも穴のあかない壁で
どちらが勝つかって番組をやっていた。
例のごとくちらっとみただけだから、その勝負がどうなったとか
そんなことは分からない。

矛盾とは「韓非子」に出てくるどんなものもついてしまう矛と
どんなものも防いでしまう盾のはなしだ。

先日、国会中継をザッピング中、どなたかが
「日本の技術は優秀で…」という話が出てきていた。
それで、原子炉の格納容器はその特出した技術でつくられていて
簡単に破壊されるものではないという理屈だった。
(でも、今非常に危ない状態なんだけどね)
だから、福島以外の原発の再開を求めるっていうことなんだろうけど、
でもね、
そもそものことが間違っているんじゃないの?
格納容器は1つのパーツで、それがどんなに優れているものでも、
システムっていうのはそれだけでできているわけじゃないし、
そもそも、原発のシステムっていうのは、さまざまな企業の製品をつなぎ合わせているのね。
だから、つなぎ部分に不具合は起きやすいし、
そういうものを統合してコントロールしているひとたちも
全体が分かっている人なんてほとんどいないわけだから。
そこんところを無視して、何かをやろうとしても無理なわけ。

それよりも何よりも
使用済みの核燃料をどうするか
まったく考えられていないし、
どこへ捨てようっていうんでしょう。
日本国内で引き受け手があるとも思えないし、
外国へ持っていくとか?
昔は海へ捨てようってしてたよね。(海洋投棄)
捨てられないものを抱え込んで
格納容器に入れるものじゃないものを
入れて置くことの危険性は
福島でよくわかったはず。
捨て先が決まらないものをため込んでいて
あといくつ発電所をつくって
ごまかすの?
先送りしたつけは
もう天文学的数字じゃないの?

国内で処分しようとしているがれきすら引き受け手がないのに
高濃度の核のごみ、どこへどうしようっていうんでしょう。

そんななか、まだ政府は原発を輸出しようってしてる。
トルコとはまだ交渉中ですって言った矢先に
トルコで大地震。

地球の仕組みを考えたら、トルコには原発無理でしょう。
それとも事故を輸出したいの?
トルコは地震の多発国。

目先の利益ばかりに目をおおわれて
わたしたちがやらかした失敗から
何を学ぶか、
政治家、学者、マスコミの人たち、
そしてわたしたち一般の人が
もういい加減気がつかないといけないってことなんじゃないの。

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コメント

まさにその通りですね。

>たかぼさん

ご訪問ありがとうございます。
トルコの地震は大変なことですが
まるで地球が人間が愚かなことをしないように
警告されたような気がしました。

最近ようやく思い当たったのですが、
結局他国に原発を売り込むってのは、
ウランを高濃縮する技術を売る=原爆を作れるようにさせる、てのと同義ではないかと。
つまり核兵器を拡散させているのと同じなんじゃないかと思います。
ベトナムに売り込んでいるのも中国に対する牽制でしょう。
事故がなくても高コストであることが段々分ってきましたけど、
それでも原発持ちたいのはプルトニウムが欲しいからなんじゃないかと思います。
プルトニウムは天然から得られない原発の副産物ですから。

原発自体が核ですしね。
気がつくとすっかり核を保有する国になっていたということなんですね。
武器を売ることも将来的には考えているようですから
うっかりしているあいだに
日本が軍事を売り物にする国になってしまうのかもしれません。
インドとの原子力技術の研究推進って
まさしくhemakovichさんのご指摘の通りかと思います。

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