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働く犬

先日、帰宅途中の乗り換え駅で
電車をまっている間フリーペーパーを読みながら
ぼんやり電車をまっておりました。
そこにどこからか、鈴のような音。
ふとみると、目の不自由な方が
盲導犬を連れて電車を待っておられました。
可愛い服を着ていたから
ひょっとしたら牝の犬なのかもしれません。
当日は雨も降っていましたから、さぞかし移動も大変なのだろうなあと
おもっておりました。
電車が入ってきましたが、折悪しく、帰宅者のラッシュで電車も混んでいます。
盲導犬はうまく誘導して空いているスペースに立ちました。
こういうときに、さっと席を譲ってくれるひとがいればいいのに。。。と思っておりますと、
ある青年がすっと立って、席を譲りました。重そうな荷物を胸に抱えて、
すこしはにかんだように立ちました。
それでこそ!天晴れ若者!と私は心のなかで褒めちゃいましたね。
盲導犬はゆっくり椅子の下に身を縮めると、
気配を消すかのように、飼い主の足の先にちょこんと顔をだしていました。
隣に座っていた小学生の女の子が不思議そうに犬を見つめていましたね。
犬は人間との関係のなかで、一生懸命尽くしてくれるのでしょうけど
犬にはすごいストレスじゃなかろうか、とも想像します。
日本には盲導犬を必要としているひとがまだまだたくさんいて、
盲導犬を育てるのも訓練が必要だし、訓練機関も少ないので
需要が供給に追いつかないとも聞きます。
こうして、犬が人の役に立ってくれているんだな、と思うと
感慨深いものがありますね。

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こんな風な犬でした。実際の犬ではありませんけど。。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

私も見かけるたびに切なくなりますね。。

職業柄、店に盲導犬寄付の貯金箱を置いてくださいと
言われますが、私達は最初からOKしたことありません。
それには色々な思いがあります。
もちろん、盲導犬を必要として言う方達がたくさん
いることも理解しています。

盲導犬の寿命は大変短く、
最近では色んな盲導犬グッズなども売り出され
豪華な建物も建ちはじめています。

やはりどうなんだろう。。。と疑問と切ない気持ちが
晴れることはありません。

>りこさん。
盲導犬を必要とされている方の切なる思いもよくわかりますよね。でも、盲導犬って本当に寿命を縮めて寄り添ってくれるでしょう。それもまたすごく切ないことですよね。
いつだったか、盲導犬がもう年老いて、盲導犬の役割が果たせなくなったので、引退することになって、その後穏やかに余生をくらせるようにと里親さんに引き取られていくドキュメンタリーをTVでみました。ずっと人間を誘導していたので、背骨が人の方へ曲がってしまっていました。そういうの、とても辛いですね。

素晴しい。とても心温まる光景です。じ~んと来ました。
席を譲った青年も、そしてくだんの盲導犬。

犬を躾けると大変愛らしく、しかも飼い主に献身的・・・。
でも犬の身になってみればどうなのかなぁ~。

拙宅はむかし柴犬を飼ってました。
とても利口な犬でしたが、ある日突然事故で死んでしまいました。3歳でした。
それから私は一週間ほど泣き通しでしたよ。
今も元気なありし日の写真が、かみさんのデスクに飾られています。
それから二度と飼うことを諦めました。

盲導犬って飼い主が危険な目に遭いそうになると(例えば交通事故のような状況)身を挺して守るのだそうですね。犬にはもともとそのような性質はないので、これは訓練によって躾けるのだそうです。犬にとってどんなに怖くストレスの溜まることだろうかと思うと本当に切なくなります。

みなさんも書いておられますが、盲導犬は寿命が短いのですよね。ユーリャさんが電車で見かけた犬の姿勢も実は犬にとって辛い体勢らしいです。
盲導犬になった犬の幸せを考えると複雑な気持ちなってしまいますね。

>閑話ノートさま
昨日TVをみておりましたら、
介助をするサルというのが紹介されていました。
どこか不自由な人がそういう動物の介助で外にでたり、家の中でもっと積極的にいきていけるのは
結構なことなのですが、動物に依存するというのはどうなんだろうって思ってしまいます。
せめてそういうロボットとかができるといいですね。

>amenboさま
椅子のしたでほんとうに気配を消したように、じっとしていましたね。誰かに聞いたことがあるのですが、踏まれても声をあげないそうです。
盲導犬になると、結局ずっと仕事をしているわけですよね。ストレスですよね。

私も半年ほど前、同じような光景にあいました。
というか、JRの座席で実際その目の不自由な方とお話をしました。
あまりの健気な姿に本当は仕事中は声をかけてはいけないのですが
声をかけてしまいました。
「お仕事しててエライね。お母さんとお出掛け嬉しいね」
その方が本当に嬉しそうにされていたので、心なしか犬もリラックスし喜んでいたような気がします。

犬の幸せってなんでしょうね。
よく考えます。

> 瑠葉さん
本当に犬の幸せって何でしょうね。
盲導犬によって行動範囲だけでなく
生きることに意欲をもっていらっしゃる
目の不自由な方たちがたくさんいらっしゃることも
間違いのないところですね。
タマちゃん、元気ですか?

ずいぶんコメントを書くのがずれてしまいました……

以前アメリカの話ですが、バスに乗り込んだ年配の男性を連れた大型の盲導犬、ずっと周りを見渡してから(?)座席に座っていた若い男性の前まで進み、顔をじっと見据えました。

これじゃあ立たないわけにはいかないですよね。彼も照れくさそうに席をゆずりました。アッパレな盲導犬です。"goog girl"という声さえ遠くから聞こえました。こういうのって訓練で出来るのかなあ。

>てっちゃん。
それって光景が目にうかぶようですね。
犬がなんでそういうふうに選ぶのかは判りませんが、
元気そうな若い男性を見分けるように訓練したのかしら。。。

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