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発明の対価

「青色発光ダイオード」は大変な発明なのだ。それまでLEDではなかった色を作り出したのだから、世界に緑と赤のLEDしかなったところに青色LEDが揃ったのだから、光の三原色がすべてLEDで実現したのだ。ところが会社員が発明したからといって対価は当初2万円だったそうだ。近頃裁判で8億円で和解したから、よく知られていることだけど。
会社員だから、その開発の対価を支払われなかった件は多い。発明ではないけど、Linuxカーネルのコーディネータのリーナス・トーバルズも会社に属していたので、その対価は微々たるものと聞いたことがある。
それで思い出したのが、「ポストイット」の発明。あれを手がけた「3M」はたしか15パーセント・ルールというのがあって、研究時間の15%は自分の思うように研究してよいということだったと思う。その内容を会社に報告する必要もないし、その件に対して会社が特許権を要求することもないと聞く。中村教授の和解を聞いて、「会社に属して会社のために会社の施設を使ってやっているのだから対価はいらない!」と言い切った若い会社員のインタビューを聞いていて、ふとこの国がなんだかどん詰まりのような気がした。

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