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死が伝えたもの

私の友人の大切な友達が亡くなった。
私は直接お会いしたことがなかったのだが、話は時折聞いていて、そのうち逢う機会もあるだろうくらいに考えていた。でも逢う機会は訪れなかった。27歳だった。愛するご主人と、子どもを置いて、黄泉路に旅立っていった。しかも自分からだ。
亡くなって初めて分かることがある。その人がどんなにかけがえのないものであったかということだ。彼女は死を通して何を伝えたかったのだろうか。
長い間、彼女は鬱病と戦っていた。このことを書くと、鬱病で苦しんでいる人たちを刺激してしまうことを私は懼れる。だから、このことを書くことを少し躊躇した。間違ってメッセージを受け取られて過去にも鬱病の友達を傷つけてしまったことがあるから。私がそれを望んでいない。むしろ、その状況を理解しようとすればするほど、苦しめてしまう結果になったことは、今でも後悔している。
今回私がわかったのは、自分が他の鬱病の友達に対してやってきたことが、口では「頑張れ」とか言わないものの(励ましてはいけないと思っていた)結果的に背中を押して、その先は崖みたいなことをやっていたのだなと思った。抽象的だが。
彼女たちは十分すぎるほど、病気と戦っているのにそれで精一杯だと言っているのに、私の方を向いてほしいなどと、私はふざけたことを言っていたわけだ。前線で精一杯戦っている戦士に、それ以上戦えというのは、むごすぎることであった。ここにメッセージを書いても読んでもらえるかどうか、分からないが。直接メッセージを電話なりメールなりすることは、彼女たちを脅かすので、こうした形でメッセージを送る。

どうか、自ら死んだりしないで生きていてください。
あなたは私にとってほんとうにかけがえのない存在です。
あなたがいなくなってしまえば、私のいきている間にその存在を埋めるものはないのです。かけがえというものはそういうものです。
あなたが私のことを信じていてくれたことを
今は分かります
あの時は、分からなかったけど。

そして、今はあなたのことを信じます
無条件で

どうか、生きていてください
生きていてくれることを信じます
苦しくてつらいだろうけど
必ず治ると信じます

そして私も自分を信じて生きていきます
シンプルに


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